Park NX-Wafer

Low Noise, High Throughput Atomic Force
Profiler with Automatic Defect Review

Scan range

XY Scan Range: 100X100 µm,
Z Scan Range: 15 µm

Sample size

200 mm / 300 mm Wafer

低ノイズ、高スループットの原子間力プロファイラー

Park NX-Waferは、半導体および関連ファブリケーション向けの業界をリードする自動AFM測定システムです。ウェハーファブの検査と解析、ベアウェハーと基板の自動欠陥検査、およびCMPプロファイル測定を可能にするPark NX-Waferは、サブオングストロームの高さ精度を持つ最高のナノスケール表面分解能を持ち、チップ先端にダメージを与えずにスキャンを重ねることができます。
Park NX-Waferは、自動チップ交換、ライブモニタリング、リファレンスマークなしのターゲットポジショニング、自動解析などの自動化システム機能を備えており、業界最高水準の半導体AFM装置として位置付けられています。

  • より正確なCMPプロファイル測定を実現する低ノイズ原子間力顕微鏡
  • サブオングストロームの表面粗さを高精度に測定し、チップ間のばらつきを最小限に抑制
  • 欠陥イメージングと解析のための全自動AFMソリューション
  • 自動チップ交換、ロボットウェハーハンドラーを搭載した全自動システム
  • 300mmウェハーのスキャンに対応

3Dメトロロジーのための革新的なオールインワンシステム

インライン ウエハ計測の為の高い生産性と強力な機能

ベア ウエハとサブストレート用自動欠陥検査機能

新しい300mmベア ウエハの自動欠陥検査(ADR)は、サンプル ウエハ上にマーキングすることなく欠陥のサーベイスキャンと拡大再スキャンを行うユニークな機能を持ち、画像データの転送やアライメントも完全に自動で行うことができます。欠陥を観察した後に正方形の破壊的なビーム照射跡を残すSEMとは異なり、新しいPark ADRは、強化されたビジョン機能によりウエハのエッヂから座標を検出を行い外部の欠陥検査ツールとAFMとの座標リンケージを自動的に行います。完全な自動化により、欠陥検査装置のステージを較正するステップを必要とせず、結果的に最大1,000%のスループットを向上させることができます。

エンハンスト ビジョン ソフトウエアによる欠陥マップの自動転送 & アライメント

パーク社の高い性能な座標変換技術によって、新Park ADR AFMは、レーザー散乱式欠陥検査ツールからの欠陥マップを300mm ParkAFMシステムに正確に転送できます。この技術により、欠陥検査のステージをキャリブレーションする別のステップの必要もなく、高スループット欠陥イメージングの完全な自動化を実現できます。

自動サーチ & 拡大スキャン

欠陥は、2ステップで画像化されます;(1)サーベイスキャンでは、AFMあるいは強化された光学ビジョンのいずれかによって、欠陥位置を見つける。その後で(2)AFMで拡大スキャンを行い欠陥の詳細なイメージを得る、自動的に欠陥タイプと寸法を解析する。

CMP特性検査の為のロング レンジ プロファイリング機能

平坦化は、メタルや誘電体材料が使用されているバックエンド プロセスの中で重要なテップです。化学機械研磨(CMP)後の局所的或いは広域における均一性は、チップ製造のスループットに非常に影響を及ぼします。正確なCMPプロファイリングは、平坦化のプロセスにおける生産性向上条件の最適化に必要とされる非常に重要な計測技術です。 スライディングステージとPark NX-Waferを組み合わせることで、CMP計測における長距離プロファイリング機能が可能になりました。独自のスキャナ設計を持つPark社自動AFMは、非常に平坦なプロファイリングを提供する為に、複雑なバックグラウンドの減算や、測定後の様々なキャリブレーションの必要がありません。Park NX-Waferはディッシング、エロージョン、エッジオーバーエロージョン(EOE)を含む居所的或いは、広域の平坦測定で前例のないCMP計測を可能にします。

サブÅ表面粗さ制御

半導体サプライヤーは、デバイス寸法が更に縮小化するニーズが増加する事へ対処するために、超フラット ウエハを開発しています。しかし、これらの基板表面のサブ オングストロームの粗さを正確で信頼性の高い測定が可能な計測ツールは、これまでありませんでした。ウエハ全領域で0.5A未満の業界最小のノイズフロアと真のノンコンタクト™モードを組み合わせることにより 、Park NX-Waferは最もフラットな基板やウエハに対し、チップ間のバラツキを最小化し、正確で再現性の高いサブ Å粗さ計測を実現しました。最大走査サイズ100μm x 100μmの広範囲なうねり測定においても非常に正確で再現性の高い表面測定ができます。

高スループット インライン ウエハ検査と解析

  • 99.9%の成功率と最小限のタクトタイムでの自動チップ交換
  • 自動ウエハー処理のための器材Front End Module(EFEM)
  • クリーンルーム互換性と遠隔操作インターフェース
  • 溝幅、深さと角度寸法の自動データ収集と分析

Park NX-Wafer 特徴

長距離プロファイラーは、原子間力プロフィル(AFP)の必須成分であり、自動化されたCMPプロファイリングおよび解析のための専用のユーザーインターフェースが付属しています。

  • 200mm : 10 mm
  • 300mm : 25 mm (optional 10 mm or 50 mm)

XYスキャナは、2つの対称な高力スタックピエゾ(フレクチャー式)で構成されており、非常に高い直交性と平坦性、更にはナノスケールの詳細なサンプル測定に不可欠な高速応答性も持っています。2つの対称した低ノイズポジションセンサー(デュアル センサー)がX、Yスキャナのそれぞれの軸に対して、独自に作動する為に長距離スキャンの場合でも高い基準で直交性を維持します。2次センサーは、1次センサーで残ったノンリニアリティや非平坦性分を更に補正・修正してくれます。

NX-Waferは、本質的に非線形性であるピエゾのZ電圧信号の代わりに、超低ノイズZ検出器を利用することで、これまでに無い正確さでトポグラフィ計測を可能にしています。業界最高の低ノイズZ検出器の信号が、トポグラフィの信号としてZ印加電圧に代わって使用されます。フレクチャー技術を採用した高力ピエゾスタックによってドライブされる標準Zスキャナが、9kHz以上(標準10.5kHz)の高い共振周波数で、48mm/秒以上の速度でも正確にZサーボへのフィードバックが可能です。最大Z走査範囲は、オプションにより、15μmから30μmまで拡張することができます。

NX-Waferは、容易な操作が可能な自動ソフトウェアを装備しています。カンチレバーのチューニング、スキャンレート、ゲイン及びセットポイント パラメータが予め最適化されたマルチサイト分析プログラムを任意に選択するだけで測定を開始できます。 パーク社のユーザーフレンドリなソフトウェア インターフェースは、お客様がNX-Waferをフルパワで使用する為に、希望するオペレーションに沿って柔軟にカスタマイズを可能としています。

新しいルーチンを作成することは簡単です。

ゼロからの作成でおよそ10分、または既存のものを修正するのに必要な時間は5分以下です。

  • 自動、半自動、完全マニュアル モード
  • E各自動ルーチンにおける測定方法の編集
  • 測定プロセスのライブ モニタリング
  • 測定データの自動解析

自動チップ交換 (ATX)

ATXはパターン認識機能により自動的にプローブの位置制御を行い、また革新的な磁気方式の採用によってチップの自動交換において驚異の99.9%の成功率を実現しています。レーザースポ ットは自動位置決めノブにより自動的にX軸とY軸に沿って最適化されます。

より安定したスキャンのためのイオナイザーシステム

イオナイザーシステムは,効果的に静電気を除去します。本システムはイオンを常時発生させ、プラスとマイナスのイオンの理想的なバランスを維持できる為に、周辺からのコンタミネーションが殆どなく、また試料のハンドリング中に発生しうる予期しない静電気のリスクも最小にし、きわめて安定した電荷環境を維持できます。

自動ウエハ ハンドラー (EFEM 又は FOUP)

NX-WAFERは、様々な自動ウエハ ハンドラー(EFEM、FOUP、又は他)を設定することができます。高精度で非破壊のウェハ ハンドラーロボット アームにより、ユーザーが常に高速で信頼性の高いウエハ測定を実現できます。